January 26, 2007
6 2子(にもく)にして捨てよ
[1図]白からAと1子取るには合計4手かかります。
Bと2子取るには合計6手必要です。
1子多く取らせるために相手に2子かけさせることになります。
どうせ取られるなら相手に手数をかけさせれば、その間に自分は少し
でもいいところに打てる可能性がある。
というのがこの格言の教えです。
1図
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**
19┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤18
17├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤17
16├┼┼・┼B┼┼┼・┼┼┼A┼・┼┼┤16
15├┼┼┼○●○┼┼┼┼┼○●○┼┼┼┤15
14├┼┼┼○●○┼┼┼┼┼┼○┼┼┼┼┤14
13├┼┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**ABCDEFGHJKLMNOPQRST**
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[2図]具体例で見てみましょう。黒番です。
黒1子をあきらめて黒1と打てば白2と抜かれて味も素っ気もありま
せん。
3図のようになっているわけです。
このままでは黒3子も安定していません。
2図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼┼┼2┼┼┼┤18
17┼┼┼1○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○・○┼┤16
15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST** |
3図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼┼┼○┼┼┼┤18
17┼┼┼●○┼○┼┼┤17
16・┼┼●●○・○┼┤16
15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST** |
[4図]そこで黒1と打ちます。
これは逃げ出して生きようとするのではありません。
4図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼┼┼1┼┼┼┤18
17┼┼┼┼○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○・○┼┤16
15┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**
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[5図]次の手順が通常は両者にとってベストになります。
白にとっては2のコスミが手筋です。
白6を省くと逆に2子取られるので省けません。
5図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼261┼┼┼┤18
17┼5┼┼○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○4○┼┤16
15┼┼┼┼┼3┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**
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[6図]5図を石で示すとこうなります。
白に少し余計に地を与えますが黒は中央に勢力を張ります。
しかも、取られる石を1子増やしたことによって黒は先手を取って大
場に回れます。
3図と比較してください。
6図
**KLMNOPQRST**
19┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐19
18┼┼┼○○●┼┼┼┤18
17┼●┼┼○●○┼┼┤17
16・┼┼●●○○○┼┤16
15┼┼┼┼┼●┼┼┼┤15
14┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤14
13┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤13
12┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤12
11┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤11
**KLMNOPQRST**
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